幸手市は庁舎建て替えに向け、新設部署である施設整備課を中心に検討を開始した。基本構想策定委託への道筋が見えた段階で総合政策部長、副市長・市長へ段階的に検討レベルを上げていく。委託に要する費用については、2022年度当初予算への計上が濃厚とみられる。
建て替えの検討に含まれる施設は現庁舎(延べ床面積2793・95㎡)、第2庁舎(同2003・82㎡)、防災倉庫(同283・52㎡)、書庫(186㎡)、浄書センター(95・5㎡)など。2005年に完成し、福祉系部署が入るウェルス幸手や環境系部署は、現時点で集約化の検討に至っていない。
基本構想策定後の事業展開には23~25年度の基本・実施設計、26~28年度の建て替え実施を見込んでいる。