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(社)埼玉県電業協会

埼電協が1級施工管理の受験準備講座開く

2021/05/07 埼玉建設新聞

 埼玉県電業協会(岡村一巳会長)は6日、1級電気工事施工管理技術検定の受験準備講座を埼玉建産連研修センターで開催した。講師はケイ・教育企画サポート事務所の小泉一夫氏。受講者20人全員の第一次検定合格に向けて、2021年度からの試験制度改正を説明し、効果的な学習方法などを伝えた。

 講座は5日間コースとなる。新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、入室前の検温、アルコール消毒を徹底。室内は常に換気し、受講者各自の前にアクリル板を設置して行った。

 21年度から施工管理技士の試験制度が変わるため、小泉氏はまず、変更点を詳しく説明した。具体的には「学科試験」「実地試験」から、「第一次検定」「第二次検定」に名称が変更となった。関連してこれまでは「実地試験に合格して、初めて施工管理技士の称号が与えられたが、改正により一次検定合格でも技士補の称号を得ることができる」ことを解説。

 「技士補」は監理技術者を補佐する。監理技術者の専任緩和を目的としており、「補佐を配置することで、監理技術者は特例監理技術者として、一定条件を満たした2つの現場を兼任することが可能に」なる。

 初日はガイダンスで検定試験の内容や効果的な学習方法について学び、施工管理法の講義、模擬試験(過去問題)などを行った。

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