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群馬東部水道企業団

群馬東部水道企業団はみどり支所の新築工事

2021/05/07 群馬建設新聞



群馬東部水道企業団は、みどり支所(みどり市大間々町大間々1511)の移転新築工事について、6月ごろに一般競争入札の公告を見込んでいる。建築・電気・機械の3分離発注も想定され、分離方法は現在も検討が進む。2022年1~2月の完成、3月ごろの移転完了を目指す。

新支所建設費は当初予算で拡張工事費11億9969万2000円の中で計上しているが、配水管の拡張工事費も含んでおり、建設費用単独での予算額は明らかにしていない。基本計画では1億5900万円を見積り、造成費用などを含めると、2億円前後が想定される。設計業務は石井設計(前橋市)が進めており、まもなく完了する。

建設地はJAにったみどり本店(笠懸町鹿235-2)の北側で、現在はさら地となっている。用地買収は完了済み。敷地面積は約2900㎡。

新支所の延べ床面積は約530㎡を見込む。年間のエネルギー消費量をゼロとするネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)の考え方の導入は想定以上の費用が要するために見送るかたち。災害時の給水拠点ともなるため、業務継続性の確保なども考慮する。

同支所は現在、みどり市役所大間々庁舎の2階を拠点にしており、約24人の職員が勤務。市が策定を進める個別施設計画で市庁舎の集約を位置付けたことを受け、移転を計画した。

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