記事

事業者
群馬県渋川市

渋川市は中村緑地公園で進入路整備を開始

2021/05/13 群馬建設新聞




渋川市は暫定的に利用している中村緑地公園(中村830-5)の本格的な利用に向けて、2021年度に進入路整備工事の発注を行う。10月ごろに工種を土木一式とし、一般競争入札で公告する。施工延長70m、幅員4mを計画しており、アスファルト舗装を行う。

進入路整備は既存の南側と北側の2ルートを対象としている。21年度は北側の進入路を整備する。現在は公園利用者の出入り口となっているが、車両による進入が可能な幅員まで広げる計画となる。進入路整備に向けた設計業務は技研コンサル(前橋市)が手掛けた。工事費は当初予算で3669万6000円を計上している。

同公園は16年11月に閉鎖した渋川市民ゴルフ場の跡地。敷地面積は約23万8000㎡で、敷地中央部には関越自動車道が走っている。市は16年度12月補正予算で1億円を確保し、クラブハウス棟や駐車場などの付帯施設(496・85㎡分)も取得している。

公園のコンセプトは子どもから高齢者までのあらゆる世代が、健康づくりやスポーツに親しめる施設。庁内で検討委員会を設置し整備内容を検討しているが、具体的な方針は定まっていない。

これまでに野球場などのスポーツグラウンドを整備する案や、大規模な工事を行わない案もあり、今後も検討を進める方針。17年4月に施設をそのまま使用する形で供用を開始、ジョギングなどで利用されている。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら