県安中土木事務所は、安中市下秋間地内の県道下里見安中線(西毛広域幹線道路高崎安中工区)で行う構造物修正設計業務について、月内に指名通知する。業務内容としては路側擁壁とボックスカルバートを対象として設計VEの結果を踏まえ修正を行う。
路側擁壁は当初の設計で<cl:>自立鋼管擁壁を計画していたが、追加で行った地質調査の結果を踏まえ、L型擁壁に変更することとなった。高崎市側に新設する(仮称)鍛冶屋川橋の橋台背面で、西毛広幹道西側に新設する。延長は約40m、高さ約6mで整備を計画している。なお、鍛冶屋川橋の詳細設計は長大(東京都中央区)が受注している。
ボックスカルバートについては、施工性や経済性を考慮し、ルートと延長を見直すこととなった。レーサムゴルフ&スパリゾートへ向かう、アセットホールディングス社の私道との交差部に新設する。交差部を水路が横断するため延長70m、幅2000㎜×高さ2000㎜で整備を計画している。
当初の設計は、2017年度にオウギ工設(前橋市)がまとめた。
高崎安中工区は高崎市下里見町地内の国道406号を跨ぐ下里見1号跨道橋から南へ向かった3830m区間。うち、安中区間が1880mで、残る1950mは高崎区間となる。幅員10・5mの2車線道路として整備する。