前橋市は前橋競輪選手宿舎兼市民研修所(総社町2-5-3)の改修工事について、月内にも条件付き一般競争入札で公告する。ボイラー設備を都市ガスへ対応させるとともに、浴室の新設などを実施する計画。工種を管工事とし、市内業者を対象に公告する見通しとなっている。遅くとも7月中には入札を行う方針。工期は10カ月を見込んでいる。競輪特別会計の当初予算における施設整備事業で、同工事費8500万円を確保している。
対象施設は1992年に整備したRC造3階建て、延べ床面積4115・87㎡。既設ボイラーはA重油を使用している。老朽化からお湯が出ないなどの不具合が生じていることから、都市ガスへ対応したボイラーへ更新する。
併せて、女性用の浴室がないことから、使用頻度の低い1階トレーニングルーム100㎡を改修する。給湯・ろ過設備などを設置して浴室へ仕上げる。加えて、食堂に設置されているコンロなど厨房設備についても都市ガスに対応したものとする。
設計は松本設計室(前橋市)が担当した。