ワーキング計画(案)を策定
関東地方整備局は17日、埼玉県地域建設業ICT推進検討協議会における2021年度のワーキンググループ計画(案)を策定した。ICT活用対象工事での発注者と施工者における課題を6月下旬にまとめるほか、課題に対応するICTツールの検討結果も6月下旬に提案する。
同協議会は県、さいたま市、県建設業協会青年経営者部会と共同で組織するもので、5000立方㍍未満の小規模土工、舗装修繕工などを対象に地域に根ざしたICT活用に向けた現場実証と普及目標の検討を進めている。
現場実証は実証内容や手法、現場要件などを6月下旬にとりまとめ、7月末ごろに実証を開始する。現場実証の状況報告は8月下旬に行い、ワーキンググループ全体の成果報告を9月に開催する同協議会で行う予定。