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群馬県藤岡土木事務所

県藤岡土木は三岐C地区で行う詳細設計を6月指名通知

2021/05/20 群馬建設新聞

県藤岡土木事務所は、上野村楢原地内で実施する、がけ崩れ対策事業(三岐C地区)について、詳細設計とボーリング調査を一括で6月に指名通知する。用地測量と用地調査の指名通知時期は詳細設計の進捗を踏まえて決める。

事業地は上野村自然体験学習の家「木森れ陽」と浜平温泉しおじの湯の北側に位置。予備設計段階での全体計画は杭式防護柵工を延長91m、法面工は延長254mを予定している。

2021年度に事業着手し、24年度の完了を目指す。全体事業費は約3億円を見込む。緊急時の避難所となっている2施設のほか、人家5戸を保全するため事業を行う。

詳細設計は杭式防護柵の延長や杭の本数、詳細な設置箇所のほか、法面工の工法や延長、詳細な施工箇所などを検討する。

ボーリング調査は、4カ所程度で計画。杭式防護柵基礎部分の設計を実施する。用地測量および用地調査面積については、詳細設計の成果を見て決める。

工事の着手時期については、22年度に計画する用地買収の進捗状況を踏まえ判断する。

18年度に行った砂防指定地調書作成と19年度の予備設計は技研コンサル(前橋市)が担当した。

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