大野元裕県知事は20日、さいたま住宅検査センター（岩﨑康夫理事長）による埼玉県ＮＰＯ基金への寄付（50万円）に対して、岩﨑理事長へ感謝状を贈呈した。また記念品としてコバトンのぬいぐるみを福島克季常務理事に手渡した。

　同センターは２００９年度から毎年寄付を続けており、今回で12回目、寄付額の累計は６００万円になった。

　県民生活部では今回の寄付金について、21年度ＮＰＯ活動サポート事業のネーミング事業「（一財）さいたま住宅検査センター住まい・まちづくり支援事業」に活用する。

　贈呈式で大野知事は「10年、20年先を見据えたまちづくりが重要で、これからも協力をお願いします」と述べた。岩﨑理事長はコロナ対策でＷＥＢ申請などに取り組んでいることを説明。このほか県産木材の利用を推進する必要性についても両者で認識を共有した。