つくば市住宅政策課はこのほど、第２次市営住宅長寿命化計画を取りまとめた。それによると、吾妻住宅で２０２６～27年度に14億８６９２万円を投じて建て替えを行うほか、ひがし谷田川団地で５億８４３６万円を充て、21～23年度に外壁・屋上や排水管の改修に取り掛かる計画。要害住宅では、25年度に２億３５９０万円を投じて外壁・屋上改修を実施する。金田住宅では22～24年度、１億３５４４万円で浴室・３点給湯や排水管を改修する。

　吾妻住宅（吾妻４―９―１、１９８１～82年度築、ＲＣ造、12棟48戸）では、２０２６～27年度に解体および新築を計画。概算事業費は14億８６９２万円。

　ひがし谷田川団地（谷田部４７７４―１、１９７７～81年度築、５棟１６０戸）では、１・２号棟で２０２１年度に外壁・屋上（シート）改修（１億２２０５万円）、23年度に排水管改修（３８４５万円）を予定。３～５号棟については、21年度に浴室・３点給湯改修（１８３１万２０００円）、22年度に外壁・屋上（シート）改修（１億８３０８万円）、23年度に排水管改修（５７６６万円）を行う。

　要害住宅（谷田部乙２２２６、１９９９・２００１年度築、６棟89戸）は、25年度に外壁・屋上（アスファルトシングル）を改修する。事業費は２億３５９０万円。

　金田住宅（金田74―１、１９８３～84年度築、４棟54戸）は、２０２２～24年度にかけて浴室・３点給湯（１億３００万円）や排水管（３２４４万円）を改修。

　また、用途廃止している西町住宅（谷田部１４３２―２）については、36～37年度に３億１５４０万円を投じて新築する計画。

　そのほか、西町第二団地（谷田部１２８６、４棟16戸）、谷城団地（小白硲６７１―18、９棟40戸）、要住宅（要３１８、４棟15戸）、東山住宅（遠東７６４、９棟41戸）、小沢団地（北条３３８、４棟７戸）、漆所団地（漆所６５５―１、６棟23戸）、北条団地（北条５１２１―１、７棟21戸）、小田団地（小田２５３０―１、６棟17戸）は２０３０年度までに解体撤去する方針。

　このうち谷城団地については、31～32年度に改築する見込み。概算事業費は６億３０８０万円。