早期執行に意欲示す
関東地方整備局は埼玉県とさいたま市などと2021年度事業連絡協議会をさいたま新都心合同庁舎2号館でWeb開催した。整備局および埼玉県、さいたま市の主要事業などについて情報の共有を行い、埼玉県の北田健夫県土整備部長からは事業の早期執行について「当初予算での措置に向けて、整備局との協議日程の調整を行いたい」と発言があった。
整備局の埼玉県における21年度当初の直轄事業費は河川関係135億6146万7000円、道路関係157億7100万円で、合計293億3246万7000円となった。さらに、20年度第3次補正予算を加えた「15カ月予算」の合計では約462億円となる。
会場には見坂茂範企画部長、大井裕子建政部長、西澤賢太郎河川部長、髙松諭道路部長などが出席。埼玉県、さいたま市、東日本高速道路、首都高速道路、水資源機構の幹部職員はWebで参加した。
主要事業の21年度予算額は次のとおり。
【河川関係】
▽利根川・江戸川首都圏氾濫区域堤防強化対策=73億円
▽荒川第二・三調節池=37億1000万円
▽入間川流域緊急治水対策プロジェクト=4億6000万円
【道路関係】
▽東埼玉道路・延伸=35億3000万円
▽同・八潮~松伏=5億9000万円
▽本庄道路=33億円
▽新大宮上尾道路・与野~上尾南=28億9000万円
<Web開催された事業連絡協議会>