民間施工実績を採用

　東京第一営繕事務所は５月31日に公募型指名競争入札（総合評価方式）を公示した県機動隊厚生棟（21）機械設備改修その他工事において、契約日と工事着手日が異なる余裕期間制度（任意着手方式）、総合評価項目に民間工事を含む同種工事の施工実績を採用する。予定価格超過や入札参加者がいないなどの理由で、入札とりやめや不調が予想される工事への事前措置となる。開札日は６月29日。

　余裕期間制度（任意着手方式）は契約日と工事着手日の間に建設資材、労働者確保などの準備ができる期間を設定し、７月20日までは監理技術者などの配置が不要となる。

　また入札参加要件は企業の施工実績とし、技術者の工事経験は求めない。総合評価方式については災害活動実績を加算点としている。

　工事概要は朝霞市溝沼１９８３－２に位置する厚生棟のガスヒートポンプ式空気調和機、ガスメーターおよび配管などの新設。施設規模などはＲＣ（一部ＳＲＣおよびＳ）造２階建て、延べ床面積２６００㎡。工期は２４１日間。