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群馬県中部農業事務所農村整備課

中部農業が赤城用水3期を進捗

2021/06/12 群馬建設新聞

県中部農業事務所農村整備課は2021年度、赤城大沼用水3期地区で、2件の工事発注を予定している。延長400mの開水路工を2分割にする方針で、うち1件を条件付き一般競争入札、残る1件を指名競争入札とする見通し。いずれも9月までの公告・指名通知を目指している。

施工箇所は前橋市富士見町地先、主要地方道前橋赤城線沿いの石積み開水路。これまでに下流側から同地区1~2期と改修を進めてきた。3期地区は延長1000m分を施工。開水路は既設の石積みに使われている建材を可能な限り再利用する。劣化が著しい箇所はφ600~800㎜のヒューム管によって地中化を施す。施工箇所は断続するかたちで、積み直し約600m、地中化が約400mとなる。

21年度は事業費7122万円を確保。開水路積み直しをメインとし、施工延長は200mずつとなる。一方に第2円筒分水のスクリーン交換を含む。いずれも6カ月の工期を見込む。非かんがい期までに発注し、水路使用が落ち着いた段階で現場入りする。設計はプロファ設計(伊勢崎市)がまとめた。

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