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群馬県桐生森林事務所

県桐生森林事務所は梅田小平線のトンネル設計

2021/06/17 群馬建設新聞




県桐生森林事務所は林道梅田小平線で計画している約400mのトンネル工事に向けた詳細設計業務を近く指名通知する。設計業務の中で掘削方法や地盤改良の必要性などを検討する。工事は2024年度から2カ年で行い、片押しでNATM工法を用いて施工する予定。

トンネルの掘削区間は、桐生市川内町5丁目地内で、赤柴工区と鍋足工区の境界部分。16年度に国土防災技術(東京都港区)が実施したボーリング調査、弾性波探査などの結果、腑弱部となる低速度帯が2カ所で確認された。17年度にも国土防災技術が地質調査を行っている。

トンネル掘削に向けて、開設工も進める。赤柴工区はすでに完了しているが、鍋足工区は800mが残っている状況。23年度までに完了させたい考えのため、毎年度250m~300mずつの施工となりそう。21年度はすでに緑化工事を発注済みで、これから開設工の発注に向けた準備を進める。

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