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群馬県前橋市

前橋市が大胡352号線を22年度着工へ

2021/10/14 群馬建設新聞

前橋市が滝窪町で計画する市道00-352号線(大胡)の拡幅改良事業が、2022年度着工する。滝窪小学校(滝窪町185-1)周辺の道路で、延長210mの区間に片側歩道を整備する。区間内で寺沢川を渡る久根下橋では、側道橋の架設を予定。23年度中の供用開始を目指して、事業進捗を図る。

対象の市道は、滝窪小から東側へ向かい、市道大胡1号線(北)へ接続する路線。拡幅改良の事業区間210mで幅員を9・8mに広げ、片側に2・5mの歩道を設置する。同事業により同小の児童などの安全性向上を図る。道路部の設計業務はアコン測量(前橋市)が担当した。

小学校北側で寺沢川を跨ぐ久根下橋は、歩道部の添架が難しいと判断されたため、側道橋の整備を計画。同橋は橋長10m程度の単純橋で、側道橋はボックスカルバートを採用する見通し。このほど同橋に関する詳細設計を公告、11月10日に開札する。同業務で側道橋の構造や、架設位置などを検討する。履行期限は22年3月25日。

21年度は平行して用地買収も進めており、22年度にも工事発注を行う見通しとなっている。発注の方法は橋の設計の結果や予算状況などを考慮して判断することになる。現段階では、橋梁部を含めた一括発注も見込まれている。22~23年度の2カ年で工事に取り組み、23年度末までの事業完了を目指す。

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