篠原地区公園（県緑化センター跡地）の整備で甲斐市は、年度内に複数の整備案をまとめる方針を示した。また年明けにも、市民ワークショップの結果をまとめた発表会を開く計画も明らかにした。

　都市計画課によると、基本計画作成を支援する山梨総合研究所から、来年２月ごろまでに計画案があがってくる見込み。複数の整備案を出してもらう予定で、大まかな配置を示すゾーニング図も載せるという。

　市議からは、これまでに図書館や子育て支援施設の整備要望が出ている。同課担当者は「市民からも同様の意見をいただいている。計画に盛り込むかどうか、検討していく」と話した。

　同課は８～11月にかけて整備計画に関するワークショップを開催。公園で遊ぶこどもたちから意見を聞き、それを大人がくみ取り、計画に生かすことにしている。