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群馬県太田市

太田市は大島団地の改修工事を計画

2021/11/30 群馬建設新聞

太田市は2022年度に市営住宅大島団地(大島町312-1)の大規模修繕工事を予定している。工事費は24年度までに9億9000万円を算出しており、22年度施工は2億6000万円により改修工事が行われる。

同団地は太田記念病院(大島町455-1)の東側に位置し、RC造5階建ての6棟構成。2棟が東西横並びで隣接している。1979~80年に完成し、総戸数は150戸。

人口減少、単身、小規模世帯や高齢者世帯割合の増加が見込まれるために、団地の解体と用途廃止を積極的に進める方針で、単身者や小規模世帯の入居を想定した住戸構成に変更する。各戸の専有面積が狭くなるため、総戸数は180戸程度へ増加させる。合わせて、入居者の利便性向上へエレベーターを新設。2棟に1基設置する予定となっている。

設計業務はフケタ設計(栃木県宇都宮市)が手掛けている。

2023年度は4億5000万円、24年度は解体工事費なども含めて2億8000万円を算出している。

工事に向けては、施工ヤードを確保するための工事を公告中。12月9日の開札を予定している。施工ヤード予定箇所は団地の敷地内で、雑草や樹木、駐輪場や浄化槽機械室、ブランコなどの撤去を行い、22年度施工に向けた準備を進めるもの。工事費は9月補正予算で確保した。

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