コラム

2003/03/19

偶然の大いなる楽しみ(さ・MO)

2003.03.19 【偶然の大いなる楽しみ】

▼ふと沈丁花の香り。紅梅の鮮やかさ。この季節、犬の散歩はとりわけ楽しい。さらに歩きながら別な楽しみがある。通過する車のナンバーを瞬時に語呂合わせするのだ。例えば今朝はこうだ。1947(行くよな)、5517(午後いない)。車同士で会話しているようではないか。9494コレはチョット気の毒。因みに、カーナンバー予約センターに申し込むと4千円余りで好みの数字を手にする事ができる

▼このように日常的に見ていると、時に愉快な体験ができる。3車線の道路の真ん中を走行中、斜め右前と左前のナンバーが同じで、しかも相前後するうち自分の前と後ろに並んだりすると感動を覚えることもたびたび

▼「そんな程度の事で」と言われそうなのでもう一つ。隣町で買い物をした帰りのこと、細めの路地に止めてあった車の横を通り抜け、過ぎてからハッとした。バックしてよくよく見ると何と我が家の車と同ナンバー。それだけではない、車種も色もウリ二つ。見れば見る程ソックリ。ただ一つ違うのは、数字の左にある「大宮る」が、そっくりさんは「大宮り」というそれだけだ

▼あまりの驚きに、2台並べて、カメラに納めた。路上駐車なので持ち主を確かめることはできなかったが、この感動を誰かと共有したく、そっくりさん2台が並んだ写真をデーラーに送ってみた。すると「いつもご愛用いただき〜」と印刷された手紙と共にテレカが1枚届けられた。あまり感動を呼ばなかったようだが500円のお得

▼今頃あのそっくりさんはどこを走っているだろうか、悪さだけはしてくれないよう願うばかり。楽しい偶然の一こまです。(さ・MO)

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