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「牛肉輸入禁止」で好機(前・HM) 2004/03/30
 2004.03.30 【「牛肉輸入禁止」で好機】
 ▼依然として厳しい風が吹き荒れる建設業界だが、負けず劣らず苦しい立場に立たされているのは
「牛丼業界」。BSE騒動によりアメリカ牛の輸入が禁止になり大打撃を受けた。カレーや豚肉を使
った新メニューを打ち出し在庫延命策を講じたが2月始め、とうとう販売中止に追い込まれた
 ▼その中にあって「この機会を逃すな」とばかりに牛丼販売を開始した企業がある。滑り出しは好
調で、今や貴重品となった牛丼を求めて来店者が後を絶たない。売り出し開始は最大手の吉野家のメ
ニューから牛丼が消える1週間前のこと
 ▼牛丼販売をスタートさせたのは、有限会社安愚楽共済牧場が経営する「安愚楽牧場ドレミ村」。
同店は宇都宮オリオン通りでコロッケやメンチカツなどの販売を行ってきた。全国に22の直営牧場と
309の契約牧場網を保有。以前から自社ブランド牛を利用した牛丼メニューを考えており、この度
の「牛丼危機」にすばやく反応した
 ▼注目の牛丼は、若干薄味だが和牛の味が良く生かされ、味付けは家庭料理に近いと評判である。
具もたっぷりで満足の食べ応えだ。今後の展開は未定だが、これを機に定番メニューの座も狙えそう
な勢いだ。活気あふれる店内には、うれしそうに牛丼をほお張る家族連れが目立った
 ▼価格は並盛りで450円。自社和牛を使用して売り出すには限界の価格。これまではライバル社
の低価格競争に太刀打ち出来なかったというところではないか。しかし、あきらめず準備を続け、チ
ャンスを逃さずに行動を起こし成功をした。この姿勢と判断力は素晴らしく、業界を越えて見習う部
分ではないだろうか。(前・HM)
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