アニメ「かいけつゾロリ」（長・ＹＫ）

2004.08.06　【アニメ「かいけつゾロリ」】

▼私事だが、最近我が家の日曜の朝は早い。朝７時から『かいけつゾロリ』というアニメ番組が始まるからだ。小学校にあがった娘は、この『かいけつゾロリ』が大好きなのだ。『かいけつゾロリ』というのは、原ゆたか氏が書いている児童書のシリーズもの

▼主人公『ゾロリ』は、いたずらの修行のため旅をするキツネ。少しおっちょこちよいで失敗ばかり、だけど前向きのプラス志向で、目的のためなら努力を惜しまないタイプ。いたずらをしながらも、結果的に皆のためになってしまうという憎めない悪役主人公だ。この『ゾロリ』に付き従う間抜けな子分が、イノシシの兄『イシシ』と弟『ノシシ』

▼因みに『かいけつゾロリ』の登場人物中（？）で筆者が一番好きなのは、子分のノシシだ。人形の場合、大抵、海苔が巻いてあるおにぎりを持っている。イシシとノシシの見分け方はたくさんあるが、一番簡単なのは、頬にホクロが有るかるか無いか。ほくろが有るのが弟のノシシの方だ

▼ゾロリの旅は、原作本の第１巻では「いじめと意地悪の修行」となっていたが、途中から「いたずら」の修行に変わり、アニメ化が決まってからは「ゾロリ城を作って、かわいいお嫁さんをもらう」のが目的に変わっていった。売れてくるにつれて、主人公の考えが変わっていくのも、当然の成り行き

▼建設業界でも世の流れに合わせて、本業を継続、維持しながら、ウェイトを環境や福祉に向けたり、林業や農業にシフトする企業が出てきた。良い悪いは別として、生き残るために、収益体形を変えなければならない時代へ入っていることは間違いないようだ。（長・ＹＫ）