コラム

2004/11/09

今年も近づく紅白歌合戦(水・YH)

2004.11.09 【今年も近づく紅白歌合戦】

▼度重なる台風や新潟県中越地震で被災された方々にとっては大晦日のNHK紅白歌合戦を楽しむなどの心境では無いかもしれない。しかし頑張れば必ず輝かしい新年を迎えることができるはず

▼まだ11月で「お早いこと」と笑われるかもしれないが、すでに歌合戦は始まっている様子。世論の支持を得た歌手、今年活躍した歌手、企画・演出と合致する歌手の3条件をもとに、視聴者3600人の調査で男女15名ずつが暫定決定。もっかNHKで最終交渉、今月下旬には決定するもよう

▼今年一年間の集大成的な番組として歌がお嫌い人も世相を反映した構成で興味をそそる。そもそも紅白歌合戦は1951年1月に第1回がラジオ番組としてスタート。第4回からテレビ放送。第40回1989年から2部構成に。ビデオリサーチ社の視聴率調査が始まったのは第13回1962年から。因みに吉永小百合さんが初出場で80・4%を記録した

▼過去の最高視聴率は第14回1963年で81・4%。この年は北島三郎さんが初出場し、故・江利チエミさんが歌手兼司会を務めた。年々視聴率が低下し第54回となった昨年は第1部35・5%、第2部45・9%まで落ち込んだ。民放の健闘も要因のようだ。歌手で過去最も高い視聴率を上げたのは1998年第49回大会で安室奈美恵さんが64・9%を

▼最も多く歌われた曲は千昌夫さんの「北国の春」、由紀さおりさんの「赤とんぼ」などが5回。記録や記憶を残す番組には違いない。今年の大晦日で55回を迎えるがテーマは豊富だろう。今年も残り2月間となったが「いい年だった」とするための時間的猶予はある。(水・YH)

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