コラム

2004/12/29

「餅つき」ということ(長・YK)

2004.12.29 【「餅つき」ということ】

▼暖かな小春日和の日曜日、こども会の餅つき大会が行われた。地元名士の庭先を借りて毎年開いている。筆者も末娘と一緒に参加した。男衆が薪割りから始め、女衆は大根おろし、きな粉、餡子を用意する。子どもは遊びながら餅つきが始まるのを待っている

▼小学生も高学年なら、ある程度杵を振るえるが、末娘のように小学1年生ではついた餅から杵をはがす事すらできないので、大人が手を添えていっしょに餅をつく。普段散歩していると見覚えのない子供たちから、あいさつを受ける。大抵子供会や学校の行事で、顔をあわせているらしい。恥ずかしい限りだが、子供の方がよく覚えていてくれる

▼筆者はあまり餅つきは得意ではないので薪割りと蒸しの番を担当する。しかし中盤を過ぎると皆、年相応に泣き言が出て来るので、筆者も杵を持つことになる。5臼もつくと手首はさすがにガクガクだ

▼出席名簿を書き忘れていたので、名前を書こうとしたらヨレヨレの字になって末娘に『私より下手』と笑われてしまった。無論翌日は二の腕パンパン、腰ヘロヘロ、手首ギシギシで、仕事がつらかったことは言うまでもない。日頃から体を鍛えておけばさほどのことは無かったのだが、自堕落な生活を送っていたため回復に3日ほどかかってしまった

▼これから日毎に寒さが厳しくなり、怖いのはインフルエンザ。筆者も子供たちと一緒に予防接種をしたが、お医者さん曰く「何より普段から体を動かし鍛えておくことが大切。お父さん忙しいからって言い訳してたら駄目ですよ」と苦言。耳が痛い限り。お正月、おいしいお雑煮をいただけますよう。どうぞ良いお年を。(長・YK)

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