コラム

2005/04/12

桜前線スピード北上中(水・YH)

2005.04.12 【桜前線スピード北上中】

▼今年は例年より少し遅れて桜前線が北上中だ。今週中には新潟や仙台でも開花宣言がなされ、今月中には青森に達しそう。ようやく心身が解放された気分。今年の気象庁による開花宣言は気象状況が二転三転し苦戦した模様だが

▼落語「長屋の花見」では無いが文字通り、気温の上昇とともに浮き立つ気分になり、連れだって花見と洒落たい気分になる。当然普段のストレス解消の気分や雰囲気も手伝って「乾杯」を重ねたい所だが、二日酔いや急性アルコール中毒には充分気をつけたいところ

▼実は酒飲みならご承知だろうがアルコールは肝臓でアセトアルデヒドに変えられ水と二酸化炭素に分解される。このアセトアルデヒドが頭痛の要因となるくせ者。これが分解されずに残るといわゆる二日酔いの症状となる。「二度と飲むまい」と悩ませるアセトアルデヒドを軽減させる方法があるようだ

▼飲む前や飲みながら乳製品で胃の粘膜を保護し、魚介類、枝豆を食べて肝臓の代謝を促進するなどが一般的なようだ。もし二日酔いになってしまったら水分を充分に摂ること、ブドウ、イチゴ、柿などの果物の果糖を摂取、さらに必須アミノ酸を補給すること。そんな事は常識と知りながら繰り返すのが「飲んべえ」の世界なのだが

▼日本人の飲める体質は55%、余り飲めないのが40%、全く飲めない体質は5%と言われる。要するに適量を知ることで「楽しい酒」になるか「苦い酒」になる。適量だが厚生労働省ではビールで大瓶1本、日本酒なら1合とされている。奇麗な桜を前にこの程度の酒量で済むはずもないが、すべからく適量は人生の教訓と言うことだろう。(水・YH)

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