コラム

2005/09/30

多いに笑って健康管理(水・HN)

2005.09.30 【多いに笑って健康管理】

▼最近、テレビ番組で笑いが科学的にも良いことが再三取り上げられる。既に医学界では、声を出し笑うことが、免疫機能を高めたり、病気の予防や改善に、好影響を与えることが認められているという。近年の落語ブームなどはそういった流れかも知れない

▼大笑いすることで酸素が取り込まれ、脳の働きが上昇、気分がスッキリする。コルチゾールという物質が減り、ストレスが鎮められるメカニズム。さらに、コルチゾールは免疫細胞の働きを抑制しており、コルチゾールが減少することで、免疫力活性化の一因にもつながるという

▼いつも口を開いてハハハと笑っていれば、ストレスもたまらず、免疫力も高くなるという訳だ。だが、一般家庭の日常生活で家族全員がテレビを見ている姿を想像すると、一人だけ笑いの少ない姿が想像できる。実はお父さんだ。別に見ているものが面白くないというわけではないのだろう。団塊世代のお父さんなどは、テレビを見てゲラゲラと笑っている姿は陰が薄い

▼「日本男児たるもの、歯など見せられるか!」といったところだろうか。筆者の親戚で、既に定年を迎えているが、かつては大手ゼネコンの海外事業部で活躍したエリートがいる。笑うことが少なく「バラエティー番組などもっての他」と筆者に話していたものだが、重責な仕事のせいか健康面では大分苦労していたようだ

▼確かに下品にゲラゲラと笑う恰好は、イメージがよろしくない。しかし、建設業界も含め先行き不透明な景気のなか、健康維持のためにも、ハハハと笑ってこの難局を乗り切りたい。なに、明るく健康的であればとがめる人など無い。(水・HN)

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