コラム

2005/10/22

買うか? 待ちか? (新・SS)

2005.10.22 【買うか? 待ちか?】

▼両親にDVDレコーダーをプレゼントした。その後母親は食い入るようにヨン様のDVDを見て日々夜更かしをしている

▼新潟県でも18年の4月から弥彦山の通信局から地上デジタル放送が開始される。6年後の平成23年にはアナログ放送を終了し、デジタル放送へ完全移行することになっている、DVDレコーダーを買うにしても地上デジタル放送用テレビの端子が付いたものや、何を買ったらよいか本当に迷ってしまう

▼ハイビジョン放送が録画できる次世代DVDプレーヤー発売「ブルーレイ」が家庭用録画機として登場し、もうひとつの方式「HD DVD」も今秋発売されるとのこと。これらの次世代DVDは大容量で、高画質・高音質で録画出来、光ディスクに記録出来るという点では同じだが、互換性がなく対立関係にある。規格争いなどと最近よく耳にする

▼「ブルーレイ」は、大容量が魅力。1枚で200GBもの記録が可能で、将来に渡って使い続けられる素質がある。一方「HD DVD」は現在のDVDの延長線上にあり、機器や製造に多額の投資不要とされ、コスト面で有利と言われてる。ビデオデッキが登場した当時もビクター主導のVHSとソニー主導のベータという異なる2種類が存在した。後に「VHS」が主流になったが、当時録画したテープを貸してもらおうとしても「うちはベータだから」と断られたことも。

▼このようなことから「規格争い=悪」との印象を持ちそうになるが、しかしながら異なる方式が競争しなければ、より高性能化、低価格は期待でない。こう考えれば規格争いにもメリットがあるのかも知れない。(新・SS)

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