コラム

2006/01/19

今年も新たなる挑戦(さ・YW)

2006.01.19 【今年も新たなる挑戦】

▼新年の行事や雰囲気がまだ残っているものの、ようやくエンジンがかかってきた今日この頃である。各社、各自それぞれの目標や誓いを新たに頑張ろうとしている時期ではないだろうか

▼あるテレビ番組で最近流行の「勝ち組」「負け組」をテーマとした特集を組んでいたので興味深く見た。登場人物は史上最年少26歳で日米同時の株式上場を果たした伝説の人物だった。上場とは言うまでもなく勝ち組の代表である。普通のサラリーマンが束になっても稼ぐことはできない6000億円の収入を一度にして手に入れた。しかし3、4年で無一文になり社長も更迭。勝ち組と負け組両方をわずか6年間で経験し、しかも20代で経験した人物だ

▼その彼が勝ち組の定義は無いと言う。「同感だ」と思わずうなずいた。しかし、負け組の定義はある。その言葉がまたしても筆者とほぼ同じ考えだったので共感を覚えた。負け組とは、何もしないことが無難であって、チャレンジ精神を持たない人間のことを指す

▼チャンスというゲームに参加する=サイコロすら振ることをためらう人間こそ負け組なのだ。ゲームには勝ち負けがある。しかし負けただけであって負け組のレッテルでは決してないことを誰も気が付いてはいない。負ければ次は勝とうと努力し再びゲームに参加すればよいだけなのだ

▼筆者の好きな言葉はカーネギーホールで有名なカーネギの言葉。「チャンスはある、誰もチャンスとは教えてくれない。大事なことはチャンスに勇気を出すことと、高い夢と目標を持つこと」。今年はより一層、目標に向かいチャレンジしたい。(さ・YW)

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