コラム

2006/02/21

ようこそ!ジャパン(本・HK)


▼国土交通省は1月20日から2月20日までの1箇月間、ビジット・ジャパン・キャンペーンの1つとして、Yokoso!JapanWeeks2006を実施した。同キャンペーンは「外国人旅行者訪日促進戦略」の一環として実施されたもの。内容は、日本の各地域の冬の魅力をPRし、観光地と一体となった集客活動や外国人への案内機能を持たせた施設(Yokoso!Japanデスク)の拡充、折鶴キャンペーンなど。観光広報大使は、女優の木村佳乃さんが務めた

▼このキャンペーンの効果だろうか、この時期、外国人観光客を色々な場所で見かけることが多かった。先日の話だが、水道橋を歩いていると外国人のカップルに道を尋ねられた。英語で答えると「ニホンゴ ワカリマセン」と言われた

▼昔から英語は苦手であったが、英語を話して日本語に間違えられたのは初めての経験。ジェスチャーと日本語、英語を交えながら、なんとか案内をすることができた。外国人のカップルは喜んでくれたが、内心は複雑な気持ちになった

▼今年から初めてセンター試験に英語のリスニングテスト導入された。残念だが全国の試験会場でICプレーヤーの不具合や、試験監督者の怠慢などのトラブルが相次いで起こった。しかし日本人の英語力は脆弱だ。さらなる向上のため、このような取り組みは重要だ

▼私事で恐縮だが、一昨年は英語、昨年は中国語と年明けに目標を立て勉強しようとしているが続かない。今年から始めているのはペン字。上達はしていないが、言葉や文字を扱う仕事に従事している者として、継続することの重要性を毎年痛感している。(本・HK)

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