コラム

2006/08/01

多様な記録媒体について(新・SS)


▼子供が出来ると写真やビデオ撮影の被写体はほとんど子供に。子供の成長は早いもので一年前の顔つきが思い出せないものである。「這えば立て、立てば歩けの親心」と言うが成長をうれしく思う反面、このままでいて欲しいと思うことも

▼そう言った思いを筆者の姉はアルバムにコメントを記し何冊も保存してある。筆者は大半が無造作に袋に入れたまま。我が子の記録はなるべくたくさん残そうと5〜6年前に購入したデジタルビデオカメラを使用していた。しかし最近調子が悪いので、新しい機種を調べてみた

▼現在使用しているDVはミニDVというカセットテープに映像を記録するもので、古くから普及しているもの。最近はDV本体に記録するHDタイプ、DVDに記録するタイプさまざまなものが発売されていて、一般的な価格帯も5〜6年前に比べて安くなっている

▼HDカメラは直接本体に記録するので、比較的軽量でカセット交換のわずらわしさが無く、パソコンへの取り込みも楽である。DVDカメラはDVDに記録しているので、家庭での再生が簡単。DVDを再生できる環境であれば、PCが無くても簡単に映像を見ることができる。HDは本体に7時間程度録画できるが、HD容量に限界があるため長時間の撮影に不向き。DVDタイプも高画質だと1枚に20分ほどしか撮影できない

▼ユーザーの使い方でさまざまな機種が選べるようになった。個人的には便利さ優先より、懐古主義ではなく今まで通りの画像のきれいなDV(カセット式)を選びたい。これからの最新機種には、他の選択肢が無いといった機能を期待したいものである。(新・SS)

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