コラム

2007/01/16

モナコと我が日本(茨城・KI)


▼先日、テレビでモナコ公国が写し出されていた。美しく青い海とそれに対峙する絶壁が印象的だった。筆者は毎年5月に開催される自動車のF1レースをテレビで観戦する。一度は、行ってみたいと思い続けている。ただ、実現するのはだいぶ先になりそうだが

▼フランス東部の地中海沿岸に位置するモナコ。人口は、約3万人。日本人も少なからず住んでいるとのこと。面積は197haの広さで国としてはヴァチカン市国に次いで、世界で2番目に小さい。周囲がフランスにおおわれているため、公用語もフランス語である

▼モナコと言えば、「税金が安い」とか「お金持ちの住む国」といったイメージが強い。1869年、モナコの住人は不動産や動産、個人を対象とした税金が免除されることが決まった。何ともうらやましい限りだ。また、まちの治安も良く、国中のいたる所に警察官が立っているとのこと。当然、監視カメラもありとあらゆる所に設置されている

▼ふと、モナコに住むにはどうしたら良いのかと思った。ビザを申請する際に仕事があれば良いが、無職の場合には働かなくても良いだけの現金を持っていなくてはならない。そして、その証明書は親切にも銀行で発行してくれるそうで、口座には最低でもおよそ7000万円から1億円の預金が必要らしい。ため息の出る金額だ。ただ、一番手っ取り早いのは、現地の人と結婚すること。実際、モナコの警察官と結婚した日本人もいるそうだ

▼しかし、カジノや高級ホテルなどお金がいくらあっても足りない。一部の人たちだけの遠い国なのかもしれない。月並みだが、日本が一番いいと感じた。(茨城・KI)

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