コラム

2007/04/23

「うどん」を探る(山梨・SA)


▼気候がだんだん暖かくなり、美しく青々とした晴天の日が続き、いよいよゴールデンウイークの予定が気になる。こんな時は外に出て喉越しのいい麺類でも楽しみたい

▼今年の秋に静岡県の富士スピードウェイでF1日本グランプリが開催される。観戦のために訪れる観客動員数は世界各国から約28万人にものぼる大型イベントだ。グランプリ中の施設内では食品の持込が不可とのことで、F1グッズのブースのほかに地場産業をアピールする近県の名産品が並ぶ物販ブースも出るという話も出ており、レースの爽快感を堪能しながらもこちらも大いに楽しめそうだ。そんな中、山梨県では静岡県に隣接している富士吉田市のうどんや、郷土料理として認知度の高いほうとうのブースを出す話が出てきている

▼筆者の地元山梨県のコンビニでは、富士吉田市の名産品「吉田のうどん」が販売されている。薬味にはキャベツと大根おろしが入っておりとてもシンプルである。安さ・速さ・手軽さと三拍子揃っており、お腹にも実にやさしい

▼また、うどんについては、2006年8月26日に公開された映画「UDON」の影響で一時ブームとなった。ストーリーでは、温かなうどんと温かな家族がテーマとなり話題作にもなるなど根強いファンも多い

▼うどんで有名な四国の讃岐うどんだが店を営む多くの店のほとんどが日曜日が休業で、平日仕事に追われるサラリーマンの利用が多いのがその理由。そんな素朴なうどんのほかにもF1グランプリでは日本の美味しい食文化を味わうことができそう。もし機会があったらぜひとも四国の本場のうどん文化も味わってみたい。(山梨・SA)

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