コラム

2007/11/02

環境ともったいない(茨城・KI)


▼愛車の走行距離がついに9万?を超えた。中古車で買った当時は、2万9000km。それが4年ほどでおよそ6万?以上乗ったことになる。まだまだエンジンはよく回るし、燃費もかなり良いほうだ。毎日、通勤で乗っているのでもちろん愛着もある

▼ただ、最近欲しい車がある。古いスポーツカーのため、そこそこの値段で手にはいる。いろいろな雑誌を見ながら自分なりにリサーチをしてみた。考えてみると、ガソリン車の時代がもうすぐ終わるのは間違いない。ここ、数年の原油高騰はドライバーにとって頭が痛い。近い将来、趣味はドライブですーなどと言えなくなるかもしれない。となると好きな車を買うのはこれが最後のチャンスかとも思われる

▼海外のモーターショーに出展している車を見ると、日本車だけでなく外国車メーカーも電気自動車やハイブリッドが重要なキーワードとなっている。昔なら考えられないが、あのアメリカ車でさえ低燃費や低排出を目指したコンセプトカーを出展している。大排気量のアメ車はいまはもう昔だ

▼トヨタ自動車は今年、生産台数が世界一になることがほぼ確実となった。日本車が海外でも高く評価されている証拠だ。また、同社の車は世界一壊れないとも言われている。日本車全体に言えることだが、ホントに頑丈だ。オイル交換しかやらない友人は、ほぼ10年ノートラブルだという

▼筆者も愛車には、長く乗りたいほうだ。ただし、ある専門家は古い車を乗り続けるよりも最近の車に乗り換えたほうが環境にもやさしいという。日本人の美徳に「もったいない」という言葉がある。ちょっと複雑な気持ちだ。(茨城・KI)

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