コラム

2008/02/07

宇宙人議論について(群馬・SS)


▼昨年末になろうか、町村信孝官房長官や石破茂防衛相がUFOに関する発言をしている。「絶対いると思っている」「存在しないと断定できる根拠がない。そういうものもあり得るだろうと思う」。国会開催中の大事な時期に、ほかに議論することがあるだろうとする批判もあったが

▼筆者が昔読んだ漫画『ドラゴンボール』にサイヤ人という宇宙人が出てくる。彼らは一人用の丸い乗り物で地球に降り立った。地球人より遥かに高度な文明を持ち、非常に好戦的で、きれいな星に攻め込み絶滅させ、高額な値段でほかの宇宙人に移住用の星として売りつける仕事をしている設定だ

▼攻め込まれても困るわけだが、今の地球はサイヤ人に攻め入れられるような魅力ある星だろうか。地球温暖化による季節外れの桜、海面上昇で水没の危険性のあるオセアニアの国ツバルなど、問題点は多い。このままで推移すると、2100年には平均気温が最大で6・4℃、海面水位は38・5?も上昇する可能性があるらしい

▼先日、渋滞に巻き込まれた際、「アイドリングストップ実施しています」といったシールを荷台に貼り付けてあるトラックを見た。しかし、そのトラックは励行していなかった。主張するからにはきちんと守って欲しかった。残念な気持ちになってしまった

▼筆者も最近になって環境問題に関心が芽生えてきた。マイ箸やマイエコバッグの持参、エアコンに依存しない、そしてアイドリングストップ。やるべきことはいろいろあるが、ひとりひとりが意識すれば、いつの日か、より過ごしやすい地球に変わっていくはずだと確信している。(群馬・SS)

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