コラム

2009/05/07

落ちない汚れについて(山梨・SA)


▼先日、休みの日の出来事。ここしばらく乗る機会がなかった自家用車を見ると、汚れがとてもひどかった。出かけるのは近場だったが、フロントガラスの視界が特によくなかったので、予定を変更して車を洗車することにした

▼原因は、中国から風に乗って運ばれてきた黄砂の影響によるものだ。これは春先において特に多い。黄砂の汚れのほか、車についた汚れをよく見ると、助手席側のドアミラー部分から、ドアにかけて、鳥の糞らしき白い棒状の線が長く下に向かって延びている。これはまずいと落とそうとしたが、この汚れがまったく落ちない。このところ晴天に恵まれたせいか、車の塗装と一体化している。自宅にあったあらゆる洗剤を使っても汚れを取ることができなかった

▼降雨によって汚れの拡大を防げなかったのかと、今年の降雨状況(山梨県甲府市)を調べて見た。2009年3月は、31日のうち24日が晴れで、曇りが4日、雪が1日で、降雨の日はたったの1日だった

▼また、昨年の3月は、31日のうち、25日が晴れで、曇りが4日、降雨の日は2日と、今年と昨年は余り変わらず平年並みだったことがわかった。雨の日はこの時期においてやはり少なかったのだ。晴天続きはうれしいが、昨今猛暑が続き、水の消費量が多い夏場の水不足問題が気になる

▼ところで、自家用車についた鳥の糞のその後だが、テレビショッピングに出てくるような魔法の洗剤は調達することができなかった。そこで家庭用クレンザーを使った。洗う際、車の塗装が雑巾にしみ、少し落ちてしまったが、憎き白い棒状の線を落とすことができたた。メンテの大切さを痛感した。(山梨・SA)

厳選されたコンパクトな記事で
ちょっとリッチな情報収集

建設メールはこちら