コラム

2009/11/02

クイズで脳活性を(山梨・SA)


▼あのクイズ番組がリメイクされて、この秋お茶の間に戻ってきた。番組のタイトルは「クエスタ〜目指せ質問王!」。タイトルから、一体何の番組のリメイクなのかいまいちピンと来ないが、なにをかくそうこれは、今から約40年前の1969年から22年間NHKで放送していた、クイズ番組「連想ゲーム」の現代版として10月から放送している

▼この新番組の前身となる「連想ゲーム」は、素早く正解を出す回答にもすごさを感じるが、とっさの判断から珍回答を出してしまうところにも楽しみがある。そんな名物番組だった記憶がある

▼さて、気軽に頭を鍛える方法として任天堂から発売されている携帯型ゲーム機「ニンテンドー・DS」のソフトで、東北大学未来科学技術共同研究センターの川島隆太教授が監修し、2005年に発売された「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が大人気商品となり、脳トレ人気に拍車がかかった。これは、「前頭前野」が活発に働いているかどうかを確かめる、脳年齢チェックができる優れものだ

▼日々衰えてしまう脳へのトレーニングは「毎日継続する」ことが大切としている。そんな衰えには負けないと、筆者も挑戦に試みたが、何と50代の結果に唖然とした。まずは地道に1年単位の若返りを目標にして行きたいと密かに思っている

▼さて、冒頭のNHK新番組の話に戻るが、同番組は当面、単発で放送し、視聴者の反響をみながら今後レギュラー化するそうだ。余計なお世話かもしれないが、テレビでできる気軽な脳トレで脳の気分転換を兼ね、脳年齢の若返りと活性化を図るのはいかがだろうか。(山梨・SA)

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