コラム

2009/11/09

Web価格と店舗価格(新潟・SS)


▼使用していたアナログテレビが写らなくなり、エコポイント適用期間でもあるので、地上デジタル対応のテレビを購入することにした。少しでも安くと思い、売れ筋商品やさまざまな商品の最低価格を網羅するサイト『価格・com』をチェックし家電量販店へ

▼筆者が欲しいテレビのWeb最低価格は15万円。最初に向かった家電量販店はWebで購入するとポイントが多く付き、実質は最低価格とあまり変わらぬ値段をつけていたが、店頭の表示価格は19・5万円+ポイント3万円の実質16・5万円と割高

▼店員さんにWebとの価格差を尋ねると「店舗ではこれ以上は無理です」と実にあっさりとした対応。次に訪れた家電量販店でも同じような返答だった。Webと店舗では流通コストや人件費等違うので価格差は当たり前ということなのだろう。しかし一度安い金額を見てしまうと同じ商品を高値で購入するのはためらってしまう

▼確かにWeb通販は安いのだが、店舗では実際に商品を見ることができるし、万が一の故障時も素早く対応できそうで安心である。しかし筆者は価格を優先し、最初に訪れた店舗のWeb通販で購入した。Webで購入して多めのポイントが付いたので、後日プレイステーション3を店舗で購入した

▼最初から店舗で購入する客層は「どの店舗より安い」とする選択。とにかく安く買いたいネットショッピングをする客層には店舗で勝負せず、Web購入する。またポイントにこだわる人は筆者のように店舗に来て買い物をする。実はそれぞれの客層を囲い込む作戦なのである。店舗でのあっさりした対応に納得した。(新潟・SS)

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