コラム

2010/04/21

まずは笑顔で挨拶から(新潟・TH)


▼以前テレビで、カリスマ講師「平林郁(ひらばやしみやこ)」さん」が紹介されていた。笑顔で指導をしていたと思いきや、いきなりを関西弁で怒鳴りつけ、また普通に笑顔に戻るという姿に唖然としながらも釘付けになった

▼エレガントマナースクールの代表を務める平林氏は、接遇という言葉を広め、この接遇研修を受け持った企業は業績を確実に伸ばすと言われている。TV画面からもその徹底したスパルタ指導が伝わってくる。しかし、なぜか観ていて気持ちがいい。また、受講生の研修前、研修中、そして研修後その成長していく姿は見事なものであった。マナーの重要性と笑顔の大切さなど接遇術はとても勉強になった

▼紹介されていた接遇術とは、人とは違う挨拶をする、歯を出して笑顔を作る、相槌には「、」ではなく「。」をつける、お願いするときは、疑問系で言う―など、一見、簡単そうに見えるが、実際行ってみるとなかなか難しいものだ

▼歯を出して鏡の前で笑って見る。顔がひきつり、かなり不自然で、我ながら不気味だ。接遇研修を受けたならば、平林先生に「もっと、歯をだせ!おまえは何回言ったらできんのや、あんたはいらん。もういい、帰れ!」と間違いなく、怒鳴りつけられるだろう。日頃、平林郁先生がいつも近くにいる気持ちで行動にも気をつけなければ…

▼マナーとは、相手への気配りでもある。相手の立場に立って考え、気配りの出来るような人になれるよう、常日頃の行動に気をつけたいものである。さあ、新年度に入った。背中をまっすぐにし、まずは笑顔で挨拶から…「もっと、もっとや〜!」。(新潟・TH)

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