コラム

2010/10/06

飲料水で糖尿病?(群馬・II)


▼先日、ペットボトルの蓋を回収所まで持って行った時、その量の多いのを見て驚いた。夏の始まりとともにまとめて買った清涼飲料水の箱もほとんど底をついている。家で飲むだけで何箱も消費しているのだから、全体的に見れば相当量の消費になっているだろう

▼今年の夏は、猛暑日が続きスポーツドリンクなどの清涼飲料水を手放せなかった人も多かったのではないだろうか。ニュースでも、熱中症の死亡事故を多く取り上げていたので、脱水症状や熱中症対策として、水分を多く取って対応していたと思う。特に屋外で仕事をしている人にとっては、特に実感があるのではないだろうか

▼ペットボトルの普及により、水分補給が容易に出来るようになった。だが、簡単に大量の清涼飲料水を飲むとペットボトル症候群という急性の糖尿病を発症する場合があるようだ。スポーツドリンクでも、100ミリに6グラム程度の糖分が入っているのだから、取り過ぎれば体にも悪いだろう

▼最近では、ノンシュガーやカロリーオフの飲み物も出てきている。だが、ノンシュガーでも栄養表示基準制度規定外の甘味料が使われていることもある。また、カロリーオフでは、水分補給にはなるだろうが、エネルギーにはなりにくく、とっさの栄養補給に向いていないという

▼病気や肥満を避けようとするならば、水を飲めと言う意見もあるだろうが、つい甘い物を取りたくなってしまう。たぶん今後も暑い夏が訪れるだろうから、病気にならないためにも、飲み物の種類にも気を付けていくべきだろう。ことのほか暑かった今夏に、学ぶべきものも多かった。(群馬・II)

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