コラム

2010/10/15

100年続きますように(茨城・HN)


▼久しぶりに映画でも見ようかと、最近の映画情報をチェックすると、『ハナミズキ』という映画が目に止まった。擦れ違いながらも、お互いを思い合う男女の10年間におよぶ愛の軌跡が描かれるラブストーリーだ

▼題名は「君と好きな人が100年続きますように〜」のフレーズで有名な一青窈さんのヒット曲「ハナミズキ」をモチーフにしているという。柄にもないが、純愛ラブストーリーは嫌いではないので、是非見に行こうかと思う

▼?100年?と言えば、今般、帝国データバンクが特別企画として創業100年以上の茨城県内長寿企業を発表した。トップは創業800年以上続いている清酒製造業・須藤本家(笠間市)。4位には創業300年以上の内装工事業・奈良屋(水戸市)、8位には創業200年以上の砂岩砕石業・塚田陶管(土浦市)と、建設産業もベストテンにランクイン。これらの企業には、敬意を表したいものだ

▼どの企業も、創業から現在に至るまでの紆余曲折は恋愛と同じで、とても一言では語り尽くせないだろう。宣伝ではないが、小紙も来年で60周年を迎える。足で稼いだ情報を、それこそ手書きで記事に起こした先輩記者のご苦労が、今日の土台となっている

▼さて、冒頭の映画を見に行く話だが、1人で行くわけにもいかず、カミさんや娘も連れて行く羽目になりそう。その娘も最近、100の数字が読めるようになってきた。100年という長い時を理解しているかは分からないが、ラブストーリーを娘と見に行くと思うと、何だか複雑な心境に。やはり、ここは娘の好きなアニメ映画でも見に行くことになるかも。(茨城・HN)

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