コラム

2011/06/25

環境とクルマエコ(山梨・SA)

環境とクルマエコ

▼過日の通勤渋滞時、車を制止しようとした際、前方にいた車のランプが、後退する際に付く、白い灯火に一瞬だけ変わった。少し考え事をしていて油断していたためか、深めのブレーキを踏んでしまい、ハッとした。しかし、良く見ると、前の車は、エンジンを止め、アイドリングストップをしていたようだ。

▼ほんの僅かな時間でもエンジンを切る、そういった自主的な活動を始めて目にした。これを実行するには、安全面などを考えると、多少の慣れが必要だが、これもひとつのエコ活動だ。最近は、企業による商業車や営業車でもそのような取り組みを実施していると聞いている。こういった小さな努力が、地球の環境を保護し、限りある資源を保つためとして、とても効果的な活動だと思う。

▼車の車種によっては、制止の際に、自動的にエンジンが止まるという車種もある。建設現場においても、エコモードを採用した重機も普及しており、二酸化炭素の削減に大きくつながりそうだ。

▼先日、6月中に発売する新車で、驚異的な燃費効率を持つエンジンを搭載する市販車がお披露目された。車種は、日本のマツダ・デミオ。コンパクトタイプのこの車は、様々な用途に重宝する。注目の燃費効率は、燃料1リットル当たり、30キロメートルを走破が可能。これは、時代のトレンドにもなっている、ハイブリッド車並みの数字で、価格帯も140万円程度とお徳な設定だ。昨今の景気動向や、上昇や下降の激しい石油価格と、とかく厳しい時代に適した車種ではないだろうか。

▼他社にもこれに刺激を受け、夢のある技術を搭載した車種を期待している。(山梨・SA)

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