コラム

2011/10/01

格好いいショベルカー(新潟・TH)

格好いいショベルカー

▼休日、クタクタになるまで甥っ子と公園で遊んだ。一緒になって滑り台を滑ってみたり、ブランコに乗ってみたりと、昔を思い出しながら楽しんだ。だが、家に帰ったらもう体力の限界…。その後は得意の寝たふりをして通した。

▼しかしながら公園で朝から晩まで思いっきり遊んでいた時代からはや○○年…。公園の遊具もかなり進化していた。自身が子どもの頃には見たこともない遊具が多くあり驚かされた。

▼その中でも、目を引いたのが砂場の中にあったショベルカーの遊具だ。甥っ子は見つけるなり、目の色を変えて一目散にそれを目がけて走っていく。だが、そのショベルカーは子どもたちの人気者。並んでようやく順番がまわってきた。実は正直そんなになにが―と思っていたが、一緒に動かしてみるとなかなか楽しい。

▼ショベルカーと言えば、がれきの撤去や道路の補修など工事にかかせない。特に今年は、日本列島に次々と襲いかかる自然災害により、活躍がいたる所で見受けられる。日々の生活ではあたり前すぎてなかなか感じられないが、私たちがあたり前に生活できるのは建設業があってこそなのだと、災害現場で復旧活動をする人達を見てあらためてしみじみと感じる。

▼さて、ウチのおしゃべりな甥っ子。工事現場を通るたびにショベルカーが動いてる姿を見つけて「うわっ〜すげぇ〜かっこいい」と大声で叫ぶ。それを恥ずかしいからと「静かに!」と制している自分。よく考えたら何も恥ずかしがることはないではないか。格好いいものは格好いのだ。私たちの周辺で、あたり前の生活を支えてくれている立派な存在なのだから。(新潟・TH)

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