コラム

2011/12/29

1年の悔いと忘れ物(埼玉・YW)

1年の悔いと忘れ物

▼激動だった2011年の年末を迎え、毎年のことだが1年を振り返ると、反省だらけである。物思いにふけるとかセンチメンタルというのでもなく、ただ力不足をひたすら嘆くことの繰り返しである。

▼何となく岩崎宏美さんの「思秋期」の歌詞のようになっている気がする。その1節を簡単に紹介すると、「1人で紅茶を飲みながら青春の忘れ物を考え、知人に絵葉書を書き、皆さんいつか会いましょう」ということ。さしずめ今なら、絵葉書ではなく、一斉メールで悩み事や近況を通知するのだろうが、当時は違うのである。

▼要するに、晩秋から年末にかけて少女らは青春の思い出にふけり、夢をふくらます。そんな時、われわれビジネスマンは、もっぱら年末のラストスパートに追われつつ、今年1年を反省し、来年への計画などをぼんやりと考える。それらに最適なのがこの時期ではないだろうか。

▼歌詞にならうわけではないが、ドトールでカフェオレを飲みながら、パソコンを動かし、新年号の企画書を打ち込み、そして小欄のコラムを打つ。その後は、今年やり残したことなど反省点をまとめ、さらに来年のことを考え書き、ぼんやりと過したいのだが、ただ出社時間が迫ってきたので、諸事急がなくては。

▼年末にあって、それぞれの目標を達成すべく、遮二無二頑張っている方、新年の企画などで忙しい方もいるでしょう。筆者は、今年を振り返り、やりたいことの半分程度かなと反省しきりである。理由は自らの力不足や努力が足りなかったことに尽きる。皆さんは、どのような一年だったでしょうか。どうぞ、よい年をお迎え下さい。(埼玉・YW)

厳選されたコンパクトな記事で
ちょっとリッチな情報収集

建設メールはこちら