コラム

2012/07/20

熱中症対策にスイカを(茨城・NI)

熱中症対策にスイカを

▼夏といえば『スイカ』の美味しい季節。社会では、電力不足の懸念が続くなか、政府や電力会社による節電対策が7月から始まり、昨年に続いて「節電の夏」がスタートした。ことしもすでに猛暑が続き、節電も重なって熱中症が多発している。

▼そこで、対策はどうだろうか。家庭や地域によってそれぞれの方法があるようだ。手前味噌だが?我慢せずに28度設定で冷房を利用する?水分をこまめにしっかりとる?夜はひんやり枕を利用して快適に休む?夏野菜を活用して、体の熱を下げる―などに心がけている。

▼夏は冷たいものばかり食べて、内臓が冷えて暑いのに冷え性という女性が多いようだ。そんな時は、夏野菜をうまく利用すると良い。代表は何と言っても『スイカ』が一番。スイカは果物では?と思われがちだが、ご承知のとおり野菜である。野菜嫌いの子供でも、喜んで食べられる。

▼スイカには、利尿作用のあるカリウムや抗酸化作用のリコピン、むくみ改善や疲労回復、抗酸化作用をもったシトルリンなどが豊富に含まれている。90%が水分からできているので、熱中症予防には最適。スイカに塩をかけて食べるのも、熱中症予防の観点からは、理にかなっている。

▼さらにこの時期、女性は夕方になると足がむくんで痛みが出る人も多いようだ。そこで、スイカは実は美脚にも効果的といわれている。利尿作用とむくみ改善効果が期待され、抗酸化作用も高いので夏の美脚を保つことやUVによるダメージから守る働きも期待できる。この夏はスイカを美味しく食べ、健康もさることながら、この世知辛い世の中を快適に乗り切ろうと思っている。(茨城・NI)

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