コラム

2012/11/28

タブレットの普及に期待(新潟・SS)

タブレットの普及に期待

▼マイクロソフトの新しいOS「ウィンドウズ8」が発売された。最大の目玉はタブレット機能でマイクロソフトのスマートフォン用OS「Windows Phone 7.x」でも採用されている「Metro UI」という新しいインターフェイスを取り入れた、タッチ操作を意識したものとなっている。

▼家電量販店で、本体から画面部分を外してタブレットとして使えるノートパソコンを実際に手にしてた。一般的なタブレット端末より重く感じ、横向きの画面を縦に持ち替えても、画面は自動回転せずそのままで、既存のタブレットの操作に慣れたせいか違和感を感じた。

▼タブレットのみで評価するならi pad等既存のタブレット端末のほうが使い勝手はよさそうだ。ウインドウズ8登載のパソコンでも、タブレット機能の有無で概ね4〜5万円の価格差がある。タブレット機能のあるウインドウズ8登載パソコンか、タブレットとPCを別々に購入するかは悩むところだ。

▼近年注目されるようになったタブレットであるが、端末価格は高価ではあるものの、以前から店舗の商品管理やグラフィックなど、専門分野でも活用されている。建設業でもタブレット用の現場管理アプリやタブレット端末からAuto CADの図面を閲覧、編集、共有することが出来るアプリなどもある。事務所と工事現場や、紙資料とデジタルデータのシームレス化が進んでいる。

▼ウィンドウズ8の発売を期にタブレットが普及・進化し、更なる便利なアプリが登場すれば建設現場の管理は新しい次元に進む可能性もある。個人的には、砂などで汚れた軍手でも使え、傷がつかない画面があれば便利だと思うが。(新潟・SS)

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