2013/05/25
期待弾むサラ川ベスト10(埼玉・SW)
過去のサラ川を振り返る
▼早いもので25年になる。第一生命保険が1988年から募集しているサラリーマン川柳、23日にベ
スト10が発表された。毎年「そうだよなぁ」「ごもっとも」と万人を納得させる作品がなんと多いこ
とか。今一度、過去の作品を振り返ってみる。
▼政権交代で建設業界を含めて光が射してきたように感じるが、まだまだ先行きは不透明。若手社員
の苦労も当分絶えなさそう。「管理職 必殺技は 丸投げだ」。そういう管理職、少なくないですよ
ね。そうは言っても「『疲れてる?』 聞いてる上司 君のせい」。「はい、疲れてます」とは言え
ない。
▼でも、上司だってつらい。「『昔はなぁ』今が見えない 我が上司」。アベノミクスの効果が見え
始めてきたが、この上司には今が見えてきただろうか。業界によっては大胆なリストラが必要。「オ
レがやる オレがやらなきゃ オレがクビ」。ただ、早期退職者を募集すると「欲しいのは 残った
人より 去った人」ということもあるから難しい。
▼家に帰れば帰ったで問題が。ちょっと息抜きしたなら「妻の目は 防犯カメラを 上回る」なかな
か居場所がないお父さん。「領土権 妻はリビング 俺トイレ」。かける言葉が見当たりません。
「チョット待て まぜるな危険 嫁・姑」。嫁姑問題はいつの時代も変わらない。
▼そういうときはグチだって言いたくなる。でも、なかなか言えないから、ツイッターを使うと「つ
ぶやいた だけで世の中 大騒ぎ」。つぶやきにも気を遣う。こういうときは「ケータイを 忘れ
た!今日は 自由人」。たまには悪くないかもしれない。(埼玉・SW)