コラム

2013/09/14

側溝ぶたにご注意(山梨・SA)

側溝ぶたにご注意


▼先日、取材の帰りに車で移動中、少し木陰で休息を取ろうと、ふと目に入った道路脇に駐車スペー

スがあったので、しばらく停車することにした。しかし、車を寄せようとした途端、左前輪がガクッ

という音とともに、車が動かなくなった。急いで車から降り前方を確認すると、そこには側溝ぶたが

なく、左前輪が脱輪してしまった。


▼しばらくして、上司に事態を連絡後、保険会社に場所と状況を説明し救援依頼。しばらくその場所

で待機することになった。すると、まもなくだろうか、道路を行き交うバイクや車のドライバーの

方々が、私の目前に車を停車させ「大丈夫ですか?」と多くの方に声をかけて頂いた。立場に困る恥

ずかしさとともに、人の温かさを感じた。また、車に駆け寄り、前輪を持ち上げ、対応して下さった

方もおり、重ね重ね大変恐縮した。


▼しかし、なぜその場所に側溝ぶたがなかったのか、現場を思い出しながら振り返ると、現場は停車

スペースと思われた場所だったが、実はバス停があった。道交法によるとバス停は、表示板から10m

以内の部分は、駐車禁止場所になる。そこはバスが駐停車するスペースだったので、一般車は駐停車

できない。そのため側溝ぶたが除かれたと考えられる。


▼まさかのアクシデントから2時間ほど経過した後、車の保険会社と契約を交わすロードサービスの

方に対応して頂き、側溝から車が無事脱出。


▼私事のミスで誠に恐縮だが、お急ぎのところ私に声をかけて下さった皆様方に、この場をお借りし

感謝申し上げたい。普段車を利用される方々に同様の事故にはくれぐれもご注意されたい。(山梨・

SA)


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