2013/12/07
気になる足回り(山梨・SA)
気になる足回り
▼先日、普段履いている革靴の先端に違和感を感じた。ふと見ると靴底部分が裂け、割れていた。幸
い、歩行にはさほど問題なかったが、今年は温暖化が原因なのか集中豪雨が多いため水が浸み込むと
厄介だ。一時的な修理で対応するか、買い替えるか速やかな判断を迫られた
▼筆者は、革靴に動きやすさを求めるため、なるべく軽めの靴を好んで購入している。そのため、シ
ューズメーカーでは靴ひもを省くなど随所で軽量化が図られ、材質も薄い。耐久性という点では、使
い方次第だが短命が欠点だ
▼歩き方に気をつければ良かったのか、靴を見ると、かかと部分の靴底が外側方向に減っていた。こ
れは、O脚かガニ股に良く見られ、膝を痛めたり腰痛になりやすく、疲れやすいそうだ。ちなみに、
内側方向に減るのは、?脚や内股の傾向があり、血液循環が悪く、冷え性になりやすいらしい
▼足回りと言えば、モータースポーツのF1で、レース中にタイヤバーストする事故が多発している
という。原因は確かでないが、時速何100キロで破裂したら、体を鍛え上げているドライバーでも、
怪我は免れない。タイヤの使い方が上手いドライバーほど、最後までコース上に残り、良い成績を残
す。タイヤはF1レースの戦略における重要な鍵となる
▼さて、山梨県の笹子トンネル事故から1年が経過した。予算の削減から、維持対応がおろそかにな
っていた。今日まで抜本的な対策に至っていないが、これらインフラこそ我々の生活基盤、文字通り
の足回りではないのか。高度成長期、バブル期に作った橋梁、道路などインフラ・足元が危うくなっ
ている。(山梨・SA)