2014/07/23
ダンスで茨城活性化(茨城・KM)
ダンスで茨城活性化を
▼「水戸市民の日」として6月21日にJリーグディビジョン2第19節水戸ホーリーホック対アビスパ
福岡戦が開催された。当日は、水戸市マスコットキャラクター『みとちゃん』の応援ソングである
「もっとmeetみとちゃん」に乗せて「みとちゃんダンス」を来場者で踊るイベントも行われ、6
065人が来場した
▼5月の運動会でダンスを披露済みの小学生も多く、振り付けは完璧。試合前の陸上トラックとハー
フタームのスタンドで、皆楽しそうに踊っていた。ダンス目当てに来場した家族連れも少なくなく
「まず会場に足を運んでもらい、そこからサッカーに興味を持ってもらう」には、うってつけのイベ
ントだった
▼東日本大震災や福島第一原発事故により、危機を迎えた「地産地消」をオール茨城で応援しようと、
2012年11月に発足した「茨城をたべよう運動推進協議会」は、歌って踊って茨城県の食材をPR
するため、応援ソング第2弾「いばたべ音頭〜僕もあなたもいばらき産さ」を制作した。作詞・作曲
は、一青窈(ひととよう)さんの『ハナミズキ』を作曲した常陸太田市出身のミュージシャン、マシ
コタツロウさんが手掛けた
▼水戸ご当地アイドル(仮)が歌う応援ソング第1弾「いばらき おいしいパラダイス」とのカップ
リングCDも完成。JAやスーパーのほか、県内の小中学校に配られる上、楽曲にはヒップホップ調
の振り付けもあると聞く
▼今の子どもたちはダンスへの興味が強い。歌とダンスをきっかけに、サッカーが、地産地消が、ひ
いては茨城全体が盛り上がり始めるか。ダンスを通じて「茨城おこし」が始まる予感だ。
(茨城・KM)