コラム

2015/01/08

テレビがないと困るのか(群馬・SS)

テレビがないと困るのか


▼このままでは3月で自宅の部屋のテレビが映らなくなるかもしれない。何とか対策をとらなければいけないと考えているうちに、期限が間近に迫ってきてしまった。ぎりぎりになるまで手を付けないという自分の悪い癖が恨めしい


▼テレビ放送が地上デジタル化して、気が付けば3年以上が経過した。多様なサービスの実現や電波の有効利用などが目的で、テレビ朝日は従来の10から5チャンネルに、わが道を行くテレビ東京は12から7チャンネルに変わった。映像の質もアナログとは比べものにならないくらいクッキリして見やすくなった


▼テレビ画面の右上には、いまだに「デジアナ変換」と表示されている。ケーブルテレビを通じて、地上デジタル放送をアナログ放送方式に変換しているのだ。当然アナログ方式であるため、画質はデジタルと雲泥の差。しかし元々画質にあまりこだわりがなく「映れば十分」と、これまで対策を怠ってきてしまった。あくまで暫定措置であるため、3月でそのサービスも終了してしまう


▼そんなことを執筆しているうちに、テレビからどんどん離れていってしまった自分に気付いた。携帯電話もワンセグ対応の機種からアイフォーンに変更してテレビが見られなくなった。最近のドラマの話題もさっぱり分からない。だが、それで困ったということもない


▼インターネットの急速な発達で、どうしても知りたいニュースはテレビを通さずに知ることができる。テレビはなくても構わないけど、もしかしたら急に見たくなる衝動に駆られるかもしれない。そんなことを思いながら、これからの対応をもう少し考えてみよう。(群馬・SS)


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