コラム

2016/01/13

うるうの申年に赤パンツを(茨城・HS)

うるうの申年に赤パンツを


▼うるう年は平年より日にちが1日多い。今年の2月29日は月曜日に当たる。「あってよかった」「なくていいのに」、この1日をどう思うかは人それぞれ。個人的に必要ないと思っても、おいそれとなくせるものではないし、なくしたらなくしたで大変なことになってしまう。何より、誕生日だという人からは総スカンだろう


▼年間行事を見てみると、今年も各種イベントが盛り沢山。スポーツが好きなら、オリンピックイヤーという言葉が真っ先に浮かぶ人も多いのでは。8月からブラジル・リオデジャネイロで夏季五輪が開催される。サッカー好きならフランスで行われるUEFA EURO 2016は外せない。彼らは6月10日からの1カ月間、すでに寝不足の覚悟を決め込んでいるはず


▼政治では5月に伊勢志摩サミット、7月に参議院選挙、11月にはアメリカ大統領選挙がある。世界情勢、そして日本国内の今後を占う意味でも、どのような結果になるか注目が集まる


▼さらに、ことしはチェルノブイリ原子力発電所の事故から30年、アメリカ同時多発テロ事件から15年、東日本大震災から5年に当たる年でもある。これらの痛ましい出来事から目を背けることはできない。しっかりと過去の現実を受け止めて、初めて未来へ歩き出すことができるのだ


▼今年の干支はサル。申年は「病が去る」と言われ、赤いパンツを履くと縁起が良いという言い伝えもあるとか。普段はあまり縁起を担がない人も、そんな簡単なことであやかれるのであれば、試してみるのも悪くない。新年最初の奮発に、いつもより少し高めのパンツを買ってみようか。(茨城・HS)


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