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空き家対策で地域再生(山梨・TH) 2016/02/27
空き家対策で地域再生
▼健康のため、なるべく歩くようにしている。街中を歩いていて目に入ってくるのは、空き家や空き店舗ばかり。職業柄、施設の老朽化や庭の荒れ具合が気になってしまう。地震が起きても大丈夫なのかと要らぬ心配も。空き家や空き店舗の影響で、街が一層寂しくなるのは問題だ
▼総務省の住宅土地統計調査によると、山梨県内の空き家率は22%で全国1位(2013年10月時点)。要因は人口減少、少子高齢化、ライフスタイルの変化などさまざま。だが、自治体も手をこまねいているわけではない
▼空き家の実態把握を目的に、山梨県大月市ではアンケートを実施した。「空き家実態調査」による外観目視で空き家と思われる建物の所有者に対し、空き家となった経緯や管理状況を調査。空き家と思われる建物を老朽度や危険度でランク付けした
▼その結果①Aランク(小規模修繕で再利用可、そのまま利用)が全体の67・2%②Bランク(改修工事により再利用可)が12・9%③Cランク(損傷著しく大規模改修が必要)が13・9%④Dランク(倒壊の恐れがあり早急な解体が必要)が6%。再利用可能なAランクが多いことに驚いた。何かもったいない気がする
▼国では、今後10年の住宅政策の方針を定める新「住生活基本計画案」を15年度にまとめた。空き家を増やさないため、良質な中古物件を評価し、中古住宅の市場規模を拡大させる。危険物件の撤去や空き家を活用した地方移住、介護施設などへの用途転換も明記した。今後も増え続けるであろう空き家。まずは現状を把握するとともに、利活用を考えることが重要になってきている。(山梨・TH)
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